自作PC:ALSEYE X12 フレームレスなRGBファンを実機レビュー
今回はありがたいことに、ALSEYEの国内正規代理店、Alt Mine Solution さんからフレームレスデザインのRGBケースファン ALSEYE X12 をご提供頂いたので、実際にパソコンに取り付けてレビューしていきたいと思います。
ファンスペック
- 寸法 120mm×120mm×30mm
- 重量 95g
- ファン回転数 800/1000/1200 RPM の三段階調節
- 風量 最大42.2CFM
- 騒音 26.3dB
- 耐久時間 40000時間
- ベアリング 油圧ベアリング
※ALSEYEさんのホームページは情報が古く、スペックなどの情報が違う場合があるそうなので、注意してください。
箱の外観
ビニールを剥がして…
じゃ~~ん
裏面にはスペックなどがズラリ。
開封
箱を開けると、最近のASUSマザーのチップセットヒートシンクにあしらわれている"サイバーアウトルック"を彷彿とさせる、世界中の言語の文字列がプリントされていました。お洒落ですね〜笑
ちなみに日本語では「クールに生まれた」と書かれていました笑。
本体とご対面
フレームレスでシャレオツなファンとご対面です。いやぁ〜かっこいい!!
箱の中は二段構成になっていて、上段にファン×2、下段にファン×1と付属品が入っていました。
内容物のチェック
- 120mmファン本体x3
- 光るRGBファンコントローラー
- リモコン
- ファン - ファンコン接続ケーブル
- ファンコン - SATA電源コネクタ接続ケーブル
- 5V 3Pin ARGB端子 - ファンコン接続ケーブル
- ファン固定用のネジ(2種類排他利用)
内容物は上記7点となっています。
ファンとコントローラーを接写でさらに詳細を確認
ファン
※画像はクリックで拡大表示ができます
正面には、ファンの外周のフレームがないからこそできる、ファン中央を中心とし、"X"の形状をした独特なフレームがあります。フレームの中央にはALSEYEと書いてあります。
裏面から見ると、これまた独特なファン形状をしています。ちなみにですが、メーカーに確認したところこのファン形状はデザインということで、風量を上げるための工夫とかではない様です笑
最後、一番右の写真を見ていただくと分かる通り、ファンについている4つの足のうちの一つには、付属のRGBコントローラーと接続するための独自規格のピンヘッダがついています。
ファンコントローラー
ファンコンの表面はツルツルしていますが、グレーでザラザラしたような見た目がとてもかっこいいです。裏面にはファンコンのスペックシートが貼ってありました。
こちらのファンコン、RGBで光る珍しい仕様となっています。ケーブルがゴチャゴチャしてしまうため、基本的にコントローラーは裏配線スペースに収納することが多いと思います。折角のRGBですが、その輝きを見る機会は少ないのかもしれません笑
両側面には、ファン及びRGBストリップ用の端子がついています。
端子はそれぞれ、ファン用の端子が7つ、RGBストリップ用の端子が2つ、マザーボードなどについている5V 3Pin ARGB端子と接続するための端子が1つとなっています。
さらに底面には、電源に繋ぐための端子がついています。
取り付ける前に実動チェック
本体のチェックが終わったところで、ひとまずパソコンに取り付ける前に試しに動かしてみて、どの様な光り方をするかを、動作検証も兼ねてチェックしてみました。
ファンコン・ファンともに非常にきれいな発色です。
ファンはXのカタチをしたフレーム部分とファン裏側の軸の付近4箇所が、ファンコンはXとALSEYEロゴが、それぞれRGBで光るようです。
また、ファン中央のALSEYEロゴは、発光色の指定に関係なく(LEDをOFFにしても)常に淡く白色に点灯するようです。
マザボからの制御もOK
X570 AORUS ELITE の 5V 3Pin 端子にファンコンをつなぎ、実際に GIGABYTE RGB Fusion での制御も試して見ましたが、問題なく動作しました。
取り付け
四隅にねじ穴がついているので、付属のネジを使ってケースに固定していきます。
ケースファンとして使用する際は、付属ネジの短い方を、ラジエーターファンとして使用する場合はフレームの四つ角を下の写真のように外すと、ネジ穴が現れるのでそこに付属ネジの長い方をそれぞれ使って取り付けます。
今回私は、3つともケース前面の吸気ファンとして使用しました。
取り付け完了
ネジ穴が少しかためで苦戦しましたが、無事に3つとも取り付けが完了しました。
電源ON
ケースのフロントパネルをしっかりはめて、電源ポチっ!
いずれもパソコンのフロントパネルの写真です。
写真でうまく伝わっているかはわからないですが、めちゃめちゃ綺麗です。取り付け前とはガラッと変わってパソコン全体の雰囲気がとてもかっこよくなりました。(マジ)
静音性
ファン口径が120mmと、以前使っていた140mm口径のファンより一回り小さくなったので、どのくらい変わったかを静音性を感覚でお伝えします。
ファン回転数は800/1000/1200rpmの三段階で調節ができます。私の感覚だと、800だとほぼ無音、1000は少し風切り音が、1200rpmは結構大きな音でブーンと鳴るのでうるさいかったです。
私は一番回転数の低い800rpmで常用することにしました。
音の計測器がないので感覚にはなってしまいますが、ケースファンとしては標準的な騒音なのではないかと思います。
唯一無二のデザインに一目惚れしてしまった方は是非!
ALSEYE X12 は 今回私が紹介したグレーの他にも、ホワイト、ピンクのあわせて3色がラインナップされています。
私のケースは色が黒ベースなので統一感を出すために(単純に私の好みとしても)グレーを選びましたが、3色ともおしゃれなデザインで、ホワイトは白パソコンを組む方に、ピンクはかわいいパソコンを組みたい方に、それぞれオススメです。
繰り返しになりますが、フレームの形状が特殊なために、通常のファンに比べると風が分散しやすいため、とにかく高性能で静かなファンがほしいという方には少々向いていないかもしれません。が、それを考えたとしてもこのかっこよさは尋常ではない(と私は思う)ので、特に私のようにケースのフロントファンなどの見栄えに直結してくるような箇所に設置するファンがほしいと考えている方には超おすすめです。
こちらにAmazonのリンクをはっておくので、気になった方は是非チェックしてみてください。
閲覧ありがとうございました。